今年の3月頃から、膝の張りとけいれんが起きるようになりました。ある時、階段を上ろうと一段踏んだとたん、ビビッと激痛がはしり、身動きのできない状態になりました。しかたなく、下肢を両手で持ち上げて用件を済ませた後、安静にしていましたが痛みは取れませんでした。4月下旬、整形外科に行ってレントゲン検査をしましたが、異常は認められず、「歳のせい」とも言われました。治療は飲薬と湿布でした。「異常なし」と言われても、この痛みは続くし、膝に水がたまるようになりましたので、MRIの検査をしました。
結果はやはり異常なしということでした。「こんなに痛むのに異常がないとは変だ。もしかしたら、一生治らない難病なのではないか」という不安に駆られましたが、どうする事もできず歩行困難のため、膝の水をぬきました。6月になってから、尿と血液の検査を行いましたが、この結果も異常なしということでした。不安感はますますエスカレートする一方でした。それから、9月いっぱいまでは、湿布薬の治療とリハビリを行いましたが、膝の腫れは一向にひかず、痛みも軽減する事はありませんでした。
そのため、立ったり座ったりするのも辛く、動作が緩慢なので皆と歩いていても大幅に遅れてしまい、必死で歩行するのですが、追いつけるものではありません。そのうち、次第に外出もしなくなり、暗い日々を過ごすようになっていました。9月27日、知人の紹介で、与野健康プラザを訪れました。私は病院以外で治療した事がありませんでしたので不安感半分、期待感半分というのが正直な気持ちでした。ここでは、東洋医学でいう経絡に沿って「気流測定」ということを行いましたが、これにより、身体全体の様子がわかるのだそうです。
私は膝だけが悪いのだと思っていましたが、普通考えられない部位に潜在的な原因があったのです。そして、湿布薬が症状を悪化させることもあるという「プラザニュース」の記事を見てびっくりしました。整体はポキポキ骨を矯正する方法ではなく、TR整体という独特の方法で、施術中の痛みはほとんどありませんでした。整体が終わった直後から、身体全体が軽くなり、すっきりした感覚に変わりました。今まで階段を降りるのに、後ろ向きで両足を一歩一歩そろえて降りていましたが、施術の翌日から正面を向いて足を交互に出して降りられるようになりました。
驚いた事に、膝の腫れも軽減されていました。二日後に第二回目の施術を行いました。ぎこちないが皆と一緒に歩行できるようになり、膝の腫れも、痛みも非常に和らぎました。気がついてみると歩幅も広くなっており、蹴りも大分力強くなってきました。現在は、軽い農作業を行っています。腫れは全くなくなり、この歩行の気持ち良さはウソのようです。もっと早く受けていたらと後悔しておりますが、今は感謝の気持ちしか湧いてきません。本当にありがとうございました。