ガンに対して自分自身ができること
神奈川県 恩田理恵子 さん

昨年乳がんを患ってしまったのですが、その時に経験したこと、考えたことなどから皆さんにも役立ちそうなことを思いつくままに上げてみたいと思います。

(1)まずは、「治療方法を自分で選択する」ということが大事だと思いました。もちろん自分は医師や専門家ではありませんが、情報を集め、最新の治療法を知り、セカンドオピニオンも聞いて、自分で納得することです。

(2)それからもっと重要かもしれないことは、「自分の病気についてマイナスのイメージを持たない」ということです。とはいえ、病院に行けば、自分は病人なんだと自覚させられるようなことしか言われないし、どうプラスのイメージを持ったら良いのか考えてみました。よーし!病院を一歩出た瞬間から次回病院に来るまで患者でいることはお休みしてみよう。そう考えたら病院からの帰り道、次回の通院まで病気も治った気がしてきた。家に帰っても、どこかに遊びに行っても、不思議とこの気持ちが持続していた。後で触れますが、サプリメントのお陰で副作用があまり出なかったからこそできたのかも知れません。

少しの発想の転換が必要かも知れない。ストレスは病気を悪化させる原因、心地よい音楽を聴く、楽しく食事をする、家族や友人達と楽しく過ごし、良く笑う、たまには旅行などで気分転換をする、ペットと遊ぶ、等々。

(3)次に食事を見直しました。マクロビオテック(玄米菜食)がよいと聞き、有機野菜、玄米中心の食事に変え、肉、乳製品を摂らないようにしました。また、合成添加物、化学調味料の入っていない食品を選び、食物繊維(根菜類、豆類)を意識してとるようにした。最近は安価な輸入の有機野菜も出回ってきましたが、日本への輸送の過程でのポストハーベストが問題です。肉類でも家畜飼料の残留農薬が肉の脂身に残ってしまうので、脂身や乳製品は極力摂らない方が賢明です。

(4)更には、食事で取れない栄養はサプリメントで補うことです。まず試したのは○○○○○○の錠剤でした。β‐dグルカンが免疫力を上げるとのことで、何となく体調が良いと感じました。

もっと即効性のあるものをということで知ったのが△△△△でした。飲み始めてすぐに毎朝ドロッとした鼻血が出続け、1週間ほどで鼻にできていたポリープが小さくなっていました。良性だが大きくて殆ど臭いを感じられなかったのがウソのように嗅覚が戻ってきました。かなり強い抗がん剤を投与していたのですが、副作用が殆ど出なかったのです。吐き気や、倦怠感もなく、むしろ前より体力が付いたと思うくらいでした。与野健康プラザへの行き帰りも、与野本町駅から早足でタッタッと与野公園を通り抜けて20分ほどで歩いて通いました。2週間ほどたった頃、朝ウーロン茶のような黒ずんだ茶色の尿が出ました。ふと胸の腫瘍に触れてみたら、自分では前日に比べて半分位になったように感じたのです。その後も病院での治療の効果と合わせて徐々に腫瘍も小さくなり、直径3センチ強から3ヶ月ほどで1センチ以下になりました。自分でも驚くほどの効果が出たのですが、高額なサプリメントなので飲み続けることができない為、それに変わるものを探し始めました。

免疫を維持するのも基本的には、満遍なく栄養を摂ることなので、マルチビタミンを飲んでみたのですが、これはものによって効果が全く違いました。どんなに吟味した原材料を使用しても、体内に吸収されなければ何も意味がないのです。私が、最初に飲み始めたマルチビタミンがこれでした。次に紹介されたマルチビタミン&ミネラルは吸収も良く、体調も△△△△を飲んでいた頃の元気さに戻ってきました。これに味をしめて他にも色々なものを試してみましたが、フルーツジュース◇◇、これはβ−カロテンとポリフェノールの一種のリコピンが豊富に含まれているものでした。飲みだす前は、ある一定の栄養成分だけをたくさん摂って意味があるのか疑問でしたが、その後自分に起こった変化に驚きました。まず、翌日からこんな量の食べ物を自分は食べていないと断言できるような量の便が出て、一日に多い時には7〜8回、別に下痢をしたわけでもなく、こんな日が数週間続きました。次に気付いたのが、頬とふくらはぎがすっきりしてきたことです。自覚はなかったのですが、多少むくみがあったのが解消したらしいのです。手足のひえもなくなり、じわじわと体温が上がり、2ヶ月ほどで0.4度上がりました。

効果に驚き、病気の予防にもなると思い、家族や友人にも飲ませてみました。私も病気になる前に色々な方法で予防に努めていたら、と反省していますが、健康のために自分でできることをしていきたいと思います。そして、今回心配をかけた周囲の人たちに、生活の中でどう病気を防ぐかのヒントを提供し続けて行きたいと思っています。以上、何か皆さんのお役に立てば幸いです。