“左脳課長”もいよいよ納得?
池田ナナ さん

「感性豊かでとても素直な右脳社員の想いに耳もかさず、とても疑ぐり深く、理屈っぽい。おまけにガンコときた左脳課長を納得させ、結果、右脳社員の意のままに・・・というのが気のセミナーの主旨なんです。」鯰江先生のこの言葉に私のサノウ課長はうす目をあけて、時に「なるほど」。時に「ヤメトケ」。時々「興味深くもっともっと……」。

この繰返しで、与野本町通いも何年位経ったでしょうか。今度は、実践コースありのうわさを聞きつけ、サノウ課長の嘲笑を感じつつもこりずにあきずに、またまた受講してしまいました。そんなこんなで、本実践コースも3回目。今までの感想を一言で言えば、イヤハヤ何ンと言いますか。なにしろ机上の理論ではなく実践編ですからね〜。きつい、強烈、クタクタというところでしょうか。

鯰江先生の細にわたる誘導に安心しつつ回を重ねる毎に、もしかして私は今、気の世界を体感してる? という想いと、一方では相変わらず、これは私の思い込みダ! という気持ちが頭をもたげます……。それは溶岩の部屋でのセッションの事。灯りを中心に皆でそれを凝視していました。その時受講生は、7・8名はいたと思うのですが、その空間には自分だけしかいない感覚。

両目でその灯りを見ているわけなのに、どうも身体の目ではなく、おでこの辺りに、ネコの目を縦にした様な器官で、それを視ているようです。あれ〜と想っていると、そのローソクの灯りが広がり始め、孔雀が華麗に羽をひろげた様に振動しはじめました。あ〜きれい! と視ているとしばらくして、右斜め上方に白い明るさを感じ始めました。

先生が何か次の誘導の為に、別の照明をつけられたのと思いつつ、肉体の目で見ると相変わらず暗い空間がある。ああ、そうとまた凝視しているとその白い明るさは光の玉の様に強く輝きはじめ、そう、それはフトンを干している時に温かく感じる太陽の熱を通り越してアツイ!! と思わずおでこを拭っていました。その時突然理由もなくワァ〜とこみ上げて来るものがあり、顔をクシャクシャにしながらうつぶしてしまいました。しばし呆然。放心。

湯上り状態。この体験は左脳課長には強烈なものでした。あれ程のガンコさにもやさしさ、柔らかさが視え始め“そういう世界もあってイインじゃない”なんて言って。右脳社員はヤッタヤッタと嬉しく楽しくおおらかに動きまわっています。今もあの時の事については言葉がみつかりません。もしかして、全ての全ては光なのかナ〜。生きとし生けるもの全ての生命(魂)が光り輝き、そしてますます改運出来ます様との想いが強くなります。鯰江先生、あれはどんな事だったのでしょぅか。ご助言いただければ幸いです。