医学は日進月歩で推移していますが、一向に減らないのが病人の数です。
いったい、どういうことなのでしょうか?
国民の医療費も、とうとう年間30兆円を超過してしまいました。しかも、健康保険組合のほとんどが赤字であると聞いています。
ここらで、じっくりと理由を考えてみる必要があるのではないでしょうか。

病気の根本原因が他の部位にある

ふつう自覚症状がでると、その部位を治療しますが、そこが根本原因とはかぎりません。たとえば、腰痛がなかなか治らないと思ったら,歯の噛み合わせが悪いためだったということがありました。また、慢性頭痛で5年間も悩まされていた主婦は、あちこちの病院で精密検査を行いましたが、とうとう原因が分からないまま、私のところに来ました。私は外見を見ただけで、すぐわかりました。首と肩の筋肉が、まるで骨のように硬くなっていました。このコリを徹底的にほぐしたところ、なんと2回で治ってしまいました。その他、まだ、たくさんの例があります。股関節症,強度の生理痛、指のしびれなど、いずれも自覚症状のない他の部位に原因のあることが多いのです。

治らないものと思い込んでいる

現代の西洋医学で治らないからといって、自分の病気は絶対治らないと思い込んでいる人が意外に多いのには、びっくりします。医療といっても、中国医学、インド医学、チベット医学、サイモントン療法、ハーブ療法、心理療法など、たくさんあります。西洋医学を採用している国は、地球上で高々30%程度と言われています。たった一度の人生です。70%を占める代替医療にかけてみようと思うのは、自然の成り行きです。この場合、家族や知人が薦めて、本人がやっとその気になるケースが多いようです。例えば,筋萎縮症の方が歩行できるようになったり、膠原病の人が完治した例もあります。

潜在意識に原因がある

私たちの潜在意識には、生まれてから今日まで、良いことも悪いことも、たくさん記憶されています。このうち、マイナス情報が問題なのです。幼少のころ体験した辛い事件は、その当時は解決できなかったために、抑圧された状態で潜在意識の奥深くに入力され、後に、それが自律神経機能、免疫機能、内分泌機能のバランスを崩すことがあります。実例として、毎月一日になると、きまってテンカンの発作を起こす幼女、自殺未遂の分裂症女性、追突事故8回の営業マンなど意外に多いのです。精神疾患もこの原因が多いように思われますが、奥の深い問題ですので、詳細は、またの機会にお話したいと思っています。

土地建物の影響

ご主人がパーキンソン病、奥さんが脳梗塞の後遺症で半身不随、長男が網膜剥離と白内障、長男の妻が精神疾患、次男が胃潰瘍、長男の息子がアトピー性皮膚炎というように家族全員が病気に悩まされていたケースがありました。すぐ、土地か建物が関与しているのではないかと思いました。詳しく話をうかがうと、近くで大規模の造成工事があり、地下水脈の状態が全く悪変してしまったようなのです。しかも、この屋敷内には古井戸があり、使用不可能になるほど汚染されていたのです。この井戸水を飲料水として利用していたわけではないのですが、汚染された地下水による土地のマイナスエネルギーは家族全員の体調を悪化させたものと思われました。土地のエネルギーの影響を受けないようにする方策として,気学や風水などの手段がありますが、ヒーラーとして、地上にでてくるエネルギーを遮断する方法をとりました。その後、ご主人が亡くなりましたが、他全員が元気であるとのことでした。また、転居したとたんに、病人や死者がでたという話は枚挙にいとまがありません。土地や建物のエネルギーが変化すると、直ちに体調を崩すのは免疫力の弱ったお年寄りや病人です。転居の際は、「気の科学」としての準備が不可欠です。さらに、大木の伐採に伴う近隣への影響も計り知れないものがあります。私たちは好む好まざるに関係なく、樹木の気と交流共鳴しています。相手がある時突然なくなるのですから、当然、体調は狂ってくるでしょう。

治ってしまうと各種の補償を打ち切られる

交通事故の被害者で、後遺症の治療をしている場合などにあるケースです。もちろん、本人は早く治りたいのですが、長く休んでいた職場復帰への不安、あるいは新しい仕事への不安、再発の不安などによる潜在的な完治拒否の心理的現象が症状となって長引いていると思われるのです。徐々に復帰することにより、解決可能です。

治ってしまうと周囲の人達から優しい思いやりを受けられない

お年寄りだけでなく、年中、症状を訴え、ぼやいている人にも多く、これは、家族、職場、友人などの人間関係に左右されているものですから,その方の改善が先に必要です。治っても周囲と楽しくやっていけるというイメージ療法の成功例があります。

病気を治すことが人生の目標になっている人

長い闘病生活のため,いつの間にか治すことそのものが人生の目標になってしまい、治ってからどうするか具体的な目標がなく、不安感でいっぱいの人に見られます。無理もありません。「死」は恐怖ですから「治らなかったらどうしょう」というマイナス感情が最優先しているのです。完治後の目標を立てても、達成できないときのショックを回避したいのでしたら、考え方を変えましょう。いろいろやりたい事があっても、全て完治してからしようと考えずに、今の病状のままで、実行可能性が10%でも挑戦してみることです。現に、リウマチで手足が変形した人や脳梗塞の後遺症で半身不随のひとが、自動車の運転免許証を取得した例があるのです。また、自分の病気の体験をもとにして、カウンセラーにも治療家にもなれるではないですか。このように身近な目標が立つと、不思議なことに病状はどんどん良くなっていくものなのです。貴方の周囲に病人や落ち込んでいる人がいたら、メールをください。

原因のストレス環境が改善されていない

当所に、うつ病でこられた方が非常によくなったのですが、職場復帰が決まったその日から、また再発してしまった例がありました。自分の病気をつくった職場の人間関係が改善されていなかったので、体が出勤を拒否したのです。その後、配置転換の志望が認められて、今では元気に勤務しています。

運動の不適格

運動不足は良くないのですが、やりすぎも良くないことは言うまでもありません。腰痛の患者に対して、筋力が足りないからという理由で運動させて治療する方法もあるようですが、患者によりけりです。プロの選手は筋力を極端に落とせないためか、痛いのを我慢してトレーニングしていますが、素人は真似する必要はありません。筋力トレーニングをすると、負荷によって筋肉の微小繊維が切断されて、微小な傷が生じます。この傷を修復して、筋肉の再合成(筋肉繊維が太くなること)をするために休息が必要なのです。まして、腰痛のときは、痛みをとることに専念すべきで、運動はひかえた方が良いという考えにたっています。

無意識の中のマイナスイメージの働き

就寝直前は,誰でもが最も無意識領域が活発に動く時です。某市の市会議員さんで,肺の異常を訴えていた方がいましたが、夜、フトンの中に入ると必ず心配事を思いめぐらしていました。一人娘の将来、自家営業のこと、相続のこと・・・きりがない程のマイナスイメージのオンパレードなのです。これらの情報は無意識領域に入力されて、後々体調を狂わせます。この悪い習慣をやめて、「潜在意識の浄化」により、今現在,絶好調です。どうせ入力するのなら楽しいことを思って寝ましょう。

常識の誤り

一つは「減塩神話」です。悪いと言われているのは塩化ナトリウムという精製塩です。塩はもともと多くのミネラルを含み、人体に欠かせません。胎児の育った羊水は塩水です。重病人の危機を救うリンゲル液は約1%の塩水です。重病人に良くて、健康人に悪いはずはありません。実際、人間の血液中には0.8%の塩分が必要なのです。もともと「減塩の神話」は米国のメーネリー博士の行った実験の大ミスにあったのですが、どういうわけか表ざたにされていません。詳しいことを知りたい方は、連絡いただければお教えいたします。もう一つは「牛乳および乳製品神話」です。米国の上院議員のマグガバンは全米科学アカデミーで、乳製品の取りすぎは生活習慣病の促進になることを発表しています。このことを日本国民のほとんどの人が知らないというのも不思議な話です。赤ん坊の時、たくさんあった乳糖分解酵素が大人になると無くなって来ることも当然考慮しなければなりません。詳しいことを知りたい方は、文献をお教えしますので、ご連絡ください。まだまだあるのですが、別の機会にお話しましょう。

思い込み

先入観があると、それに合った事実だけが記憶されて、合わない事実は無視されがちです。良い例が血液型と性格の関係があります。血液型で全てかたずけられたら、ラベルを貼られたようなもので大変です。また、病院の検査の数値を信じていると、自分の症状を無意識のうちに数値の内容に合わせてしまう傾向も見受けられます。病名を付けられてから急に症状が悪化してしまうのは、この理由からでしょう。また、ロシヤ人などはアルコール分解酵素を3種類も持っているようですが、日本人は1種類で、しかも量の多少が遺伝するそうなのです。西洋人の真似をしてウィスキーやウォッカを飲んでいれば、いずれ肝臓がやられても不思議ではありません。

東洋人に不適な食べ物

東洋人は西洋人に比較して腸が5メートルも長いのです。最近の日本では肉食が多いのですが、腸の長い東洋人にとっては滞留時間が長いのでガスが発生し易い傾向にあります。大腸ガンの発生率が増大していることと何か関係がありそうです。前述した乳製品の分解酵素に関しても、日本人は大人になると極端に減少してしまうという事実もあまり問題にされていないのが現状です。

薬の副作用

日本の医薬品生産額は年間7兆円を越すといわれ、これは米国に次いで第2位ですが、国民一人当たりにすると世界第1位の薬好きの国民ということになっています。そのうち、抗生物質の使用は米国の1.5倍に達し、世界第1位です。薬には、病気を治してくれる半面、生死にかかわるような副作用もあります。薬(クスリ)を逆さに読めばリスク「危険」です。副作用のない薬はないというくらい、深刻な問題ですので、後日あらためてお話しましょう。

霊的原因

割合からするとごく少数ですが、霊魂が関与すると思われるケースがありました。医学部の骨格模型はプラスチック製が多いのですが、ある看護学の教授は本物の人骨を12体自分自身で管理していましたが、どうも体調が悪いのです。私たちの気の測定でも霊魂に関わると思われるパターンが見られたのです。以上の病気が治らない例は、いずれも与野健康プラザで体験したものばかりです。他の具体例もありますが,プライバシー遵守の範囲内でお答えいたします。